田中篁斎 鵬雲斎好 寿篭 鵬雲斎朱漆花押入おとし・御墨付共箱

田中篁斎1912-1993

竹工芸。 父 田中呉竹。亀山古竹斎に師事。日展、日本伝統工芸展等で活動。

鵬雲斎 1923-

大徳寺管長後藤瑞巌の元で修行、鵬雲斎を受ける。1964年より裏千家15代、今日庵庵主として千宗室を襲名、 現在は座を譲り千玄室。

繊細、精緻に編まれた提梁花藍。華奢な美しさがありますが、その存在感は絶大です。大きな弦手は柔らかく、放射状に広がる肩部・腰部の間に横縞模様が入り気品のある佇まいで整いを魅せています。
おとしは曲げ物、表面は黒塗されており、そちらには鵬雲斎の朱漆花押が記。
共箱は若干反りがありますが底面に篁斎の銘、蓋見返しには鵬斎斎の題銘「寿篭 好 今日」のある御品物です。

【状態】
経年使用による汚れ、擦れあり。箱は反り等の経年傷みあり。


【サイズ】
篭　全高 : 約 53cm　　幅 : 約 33cm
おとし　高さ : 約16.5cm　幅 ： 約 8.8cm


[重量]