19-20世紀 ハプスブルク王室御用達 ロブマイヤー/Lobmeyr 金彩エナメル人物図グラス

ロブマイヤーJ. & L. Lobmeyr

1823年、オーストリア・ウィーンにヨーゼフ・ロブマイヤーが創業。1840年頃にはシャンデリア製造などを始め、高品位のアイテムをハプスブルク帝国へ納品し宮廷御用達となっています。1925年パリ近代装飾産業芸術博覧会ではグランプリ受賞。ヨーゼフの息子ルートヴィヒの活躍、ルートヴィヒの甥であるステファン・ラート、その子であるハンスとウィーン国立歌劇場やニューヨークのメトロポリタン歌劇場のシャンデリア等、大きな成果を挙げながら好評を得ています。伝統を守りながら新しいデザインを求め、現在も大きく躍進を続けるクリスタルガラス・ブランド。

豪華絢爛で気品溢れる金彩模様の中に、盛上げられた小さな釉薬の巧みな装飾も加わり、上質でラグジュアリーな景色を魅せるアイテムです。グラス・スタイル自体もロココ・新古典といった荘厳でもあり愛らしい姿を備えています。御使用は勿論、観賞用としてみるのも一興です。豪華金彩の中には二つの窓絵があり、男女の像（男性が手紙をもっている）もまた作品に華やかさを与えています。
【状態】
経年使用による擦れ、汚れあり。金彩の掠れ等はありますが目だった傷みはみられません。


【サイズ】
高さ : 約 18cm　　幅 : 7.5cm


[重量]