一ノ瀬宗辰 桔梗花入
南鐐 銀製 井口海仙 再好十一ヶ内 極書付箱付

一ノ瀬宗辰

高岡の金工家名。1875年に初代長太郎が興す。二代宗右衛門は亀文堂波多野正平の隠れ職人をつとめ、 三代辰男は文部大臣賞受賞と輝かしい経歴を持つ。四代新太郎。

井口海仙 1900-1982

裏千家十三代家元圓能斎の三男。幽静庵。兄である淡々斎の補佐役をつとめ、昭和の茶道界の発展に貢献した。 文才秀で執筆、著作も多く淡交社の出版でも活躍をみせた。



銀（南鐐）製の桔梗花入。 古銅花入の口造りに「桔梗口」というものがあり、口を桔梗に模しています。 利休好みが有名。 本作は井口海仙の再好十一ヶの内よりであり、南鐐で造られ耳作りや胴などすっきりとした素朴な意匠となっています。

仕覆・海仙書付け共箱が付属。


[状態]
経年使用による汚れやくすみ錆び、スレキズあり。

[商品サイズ]
幅 : 約 18cm × 17.5cm × 高さ18.8cm
花入重量 : 約 410g