【板谷梅樹】（1907-1963）
陶芸界の巨匠・板谷波山の五男。ステンドガラスの美しさに魅了され、モザイク模様を陶片により製作すること等で自身のスタイルを確立。帝展など公募展にも意欲的に出品し活動した現代美術昭和時代を代表するモザイク作家です。近年においても新しい見方で展覧会が開催されるなど脚光を帯びる人気作家となっております。

木製箱に慎ましくモザイク装飾を施した作品で、木のぬくもりとモザイクの美しさが光ります。枠線にはモール上に捻りのある金属線を用い、陶片を嵌めエキゾチックな文様を創りだしています。内は一つ仕切りが付けられた小箱。貴重な一品です。共箱付き。
【状態】
表面傷や蓋反りがでておりますが大きな破損はございません。共箱も焼け・反りとありますが収納保管に使用可能です。


【サイズ】
高さ : 約 6cm　　幅 : 約 17.3cm × 9.8cm


[重量]
約 305g