三代 諏訪蘇山 青磁袴腰香炉
松興堂造 純銀 四君子文 火舎添 共箱・護箱付

三代諏訪蘇山 1932-2005

米沢蘇峰（二代蘇山弟）次男。京都市立美術大学卒。 1970年三代を襲名。 光風会審査員・京都市美術展審査員をつとめた。2002年に隠居し「玄心」と改名した。



初代より青磁を得意とする諏訪家の代表作でもある袴腰香炉。 受け継がれた伝統の美しい発色を魅せています。 名の通り袴をはいたように見える香炉の形は中国古代青銅器鬲の形を模したもの。 白く浮かびあがる梁のある三脚、堂々と張った胴部、 平らに開く口縁と完成された美しさをもち古くより好まれている姿です。


本作には純銀火舎が添えられており 四君子文を肉彫りし透かしを付け鍍金被せ等で仕上げています。 側面には「松興堂造」の刻銘あり。

共箱・護箱付き。

[状態]

経年使用による擦れはありますが傷みは見られません。 箱は中敷き板に反り、外箱の底板の取り付けにズレ等がありますが収納可能です。

[商品サイズ]

胴幅 : 約 12.6cm
口高さ : 約 10.1cm

火屋
直径 約 9.5cm
高さ : 約 3.5cm
火屋重量 約 112.3ｇ